坂本龍馬の没後150年を祝う坂本龍馬展の東京展が昨日から開催されましたので、さっそく行って参りました。龍馬の手紙や遺品などを集めた特別展で、久しぶりに陸奥守吉行の展示です。場所は両国にある江戸東京博物館。
龍馬展の前には、長崎の風頭公園の銅像と同じ型から取った、銅像が展示されています。撮影スポットとして用意したのでしょう!
私は初日に行きましたが、午前中はかなり混んでいたようですが、17時以降にいったときはさすがに空いてました。土曜日の遅い時間がおすすめかもしれません。
龍馬の手紙が生きたまま味わえる
今回の展示で珍しいのは龍馬の手紙の原本がそのまま飾られていること。高知県立坂本龍馬記念館では、龍馬の手紙が多数展示されていますがほとんどは複製品がほとんどです。現存する直筆の手紙約130通のうち、新たに見つかったものも含め、約60通ほど紹介されていますが、ほとんどが原本で展示されているのは非常に珍しいことだと思います。より龍馬のぬくもりがわかることでしょう。
また、今回の見所はなんといっても暗殺されたときに挿していた陸奥守吉行と龍馬の血しぶきついている掛け軸が展示されています。京都博物館所蔵のものですが、普段は見ることができません。私ですら、見たのでは龍馬伝のときに特別展示した以来です。約7年ぶり。今まで本物かどうか、怪しいとされていましたが今年になり、火事で反りがなくなった書物が見つかり、本物であることがわかりました。
また、個人的に面白かったのはかつての龍馬の刀、山城国西陳住埋忠明寿作も展示されています。一説では龍馬の変名である「才谷梅太郎」の梅はこの佩刀に梅があしらわれているので、ここから取ったのでは?ともいわれています。勝海舟の子ども名前から取った説が濃厚ですがwww
滅多にない本物は見られませんので、ぜひみなさんも足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
刀剣乱舞とのコラボも
蛇足的ではありますが、今回は刀剣乱舞とのコラボもあります。
期間は5月25日(木)~28日(日)の4日間。「刀剣乱舞DAY」と称されたイベント。刀剣男士「陸奥守吉行」の等身大パネルと描き下ろしイラストを展示され、期間限定チケットでは特製クリアファイル付きです。
ゲームでは強くもないので、そこまで人気のキャラクターではないので、大丈夫だとは思いますが、混雑を避けたい場合はこの四日間は外したほうがよいかもしれません。
没後150年 坂本龍馬会場について
「没後150年 坂本龍馬」
会場:東京都江戸東京博物館 1階特別展示室
開催期間:2017年(平成29年)4月29日(土・祝)~6月18日(日)
開館時間:午前9時30分から午後5時30分(土曜は午後7時30分まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし5月1日・5月15日は開館)
アクセス
JR総武線 両国駅西口下車 徒歩3分、東口下車 徒歩7分
都営地下鉄大江戸線 両国駅(江戸東京博物館前) A3・A4出口 徒歩1分