坂本龍馬.com

坂本龍馬の群像を追いかけるサイト。幕末の英雄、坂本龍馬のゆかりの地や、名言、歴史について追っていきます。

坂本龍馬像 桂浜

太平洋を眺める龍馬像

桂浜といえば、月の名所で古来より知られており、よさこい節にも「月の名所は桂浜」と歌にもなっている。
高知を代表する観光地ですが、その高台に坂本龍馬の銅像は太平洋を望むように設置される。

高さ13.5mと日本最大級の大きさの銅像です。その立ち姿は長崎で撮影された写真で、懐に手を入れて、 ブーツを履き、台により掛かるポーズをモデルに作られた。

近くにはアイスクリンの屋台がありますので、ぜひこちらも食べてみるのもいいだろう。

建設地 :桂浜龍頭岬
建設者 :高知県青年
銅像高さ:17尺5寸〈約5.3m〉
総高 :44尺5寸〈約13.4メートル〉【台座込】
工費 :約二万五千円(当時の金額)
除幕式 :昭和三年五月二七日
製作者:本山白雲

建設の背景

発起人は、入交好保。朝倉盛、信清浩男、土居清美らを誘い、日本一大きな銅像建設に向けて動きだしたのが始まり。
入交らは青年10万人から一人あたり20銭の寄付を集め、合計2万円となった。
それでも足りなかったため、入交は静岡に住んでいた元宮内大臣伯爵で、龍馬とも交友のあった田中光顕を訪れ、
龍馬像建設の趣旨を熱く語った所、昭和2年には伯爵の働き掛けで秩父宮殿下(昭和天皇の弟君)から200円ものお金を寄付される。

岩崎弥太郎が話を聞きつけ、寄付金を願い出たところ、あまりに高額であり、
青年たちの志が損なわれるため、龍馬像を建てる意味がなくなると断った。

結果的に募金より総工費2万5000円 (現在の70-80百万円)で建立された。自分の功績として残したくなかった入江は、
高知青年とだけ記載した。

アクセス

桂浜

住所:高知県高知市浦戸桂浜公園内
アクセス:JR高知駅より高知県交通バス桂浜行き30分「桂浜」下車、徒歩約5分 運賃は片道700円ぐらいだった記憶。
     帰りのバスは17時前後だったので、バスでいくと半日ぐらいはつぶれる可能性もある。
問い合わせ先:高知市観光振興課
電話: 088-823-9457

筆者アクセス方法
※筆者は毎回自転車。高知駅からでも11キロ程度なので、桂浜周辺を散歩するには、自転車いったほうがよいかもしれない。
 そこまでアップダウンは激しくないので、多少体力のある方であれば問題はないはず。お金に余裕があればタクシー貸し切りも
 手段である。

 ホテルのレンタルサイクルによっては「桂浜までの走行はご遠慮ください」などといった注意書きもあるので、気をつけていただきたい。
 また、駅前の電動自転車は17時までしか借りられないため、不向きかもしれない。道中は街灯も少ないため、日が落ちる前に
 戻ることをおすすめする。 

龍馬像を横から見るには

龍馬像を横からみた画像
毎年、龍馬の命日/誕生日の前後は、龍馬像の横に簡易的な展望台が設置される。また、ゴールデンウィークやシルバーウィークなど
大型連休の際も設置されることが多い。

ぜひ、行かれる前に観光案内ページを探してみるといいだろう。
龍馬に大接近のイベントはこちら

特別展望台料金:100円

展望台に登ると龍馬と同じ目線で、太平洋を一望できるので、ぜひお試しいただきたい。

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