2017/04/30
龍馬の盟友 饅頭屋長次郎の生誕の地
近藤長次郎邸跡は龍馬の生まれたち記念館から徒歩数分で行ける場所にある。
近藤長次郎といわれるとピンとこないかもしれないが、「まんじゅう屋長次郎」といわれるとああ、と思い出す人もいるだろう。
近藤長次郎は、天保9(1838)年3月、水道町3丁目の饅頭屋に長男として誕生した。坂本龍馬とは生家も近いこともあり、少年時代から仲がよかったといわれている。
17歳で河田小龍の門下となり、町人ながら苗字帯刀が許された。文久3(1863)年には龍馬と共に勝海舟の門下生となり、神戸海軍塾に参加。
亀山社中では町人の才能を発揮し、トップセールスマンだった。長州のためにグラバーから小銃やユニオン号を買い付ける。
しかし、その際に長州の報酬金を独占し、イギリス留学を企画。これが仲間に発覚。亀山社中の利益独占禁止の盟約を破ったこととなり、切腹を命じられた。
アクセス
住所:高知市上町2丁目8-20
最寄り駅:電車上町2丁目 徒歩2分
龍馬の生誕の地や生まれたち記念館から歩いていけるので、このあたりの距離は自転車や徒歩で距離感を楽しんでいただきたい。